ブラジル、パラナ州にある島Ilha do Mel Part 2
Author : tomato | 2009.02.02
今回は少し島について書きたいと思います。
ブラジルでもこの島を知っている人は少ないと思います。まず、ブラジルの南パラナ州にあることで大都市にリオやサンパウロと比べて田舎というイメージが大きいので気にする人がほとんどいません。
Ilha do Mel(イリャ ド メーウ)を知っている人はキャンプ好きな人です。そして自然とゆっくり時間を過ごす人たちです。地味でアクセスも面倒なので、ブラジルの中でも人気になりません。
私が何度もIlha do Melへ行って感じたことは自然と一緒にいて、全てを忘れることができます。
人、建物、機会、電気、車雑音が無く、聞こえるのは波の音、小鳥の鳴き声です。
今、Ilha do Melは変わって観光客を受け入れる体制をとっているようです。それにしても、まだまだ自然が多く、ホテルを利用する人よりキャンプする人たちが多いです。
この島のいいところは、車が無いことです。交通の便として自転車、ボートと足です。
シンプルで地味なところですが、実は、Ilha do Melはブラジルの歴史に残る記録があります。
18世紀にブラジルの皇太子Dom Pedro IIを敵から守るため、この島が戦略地点として選ばれました。
1767年に要塞が作られ、近くにある港を守るためでした。当時港から外国へ輸出していた木材、マテ茶と金がここから出ていたのです。
1850年にイギリスと争いがあり、要塞が敵から港を守ったと記録されています。その後、争いが無くなってもブラジルの皇太子Dom Pedro IIがこの島を離れず長い間過ごしました。
Ilha do Melは自然に囲まれ、洞窟もあります。この洞窟にはさまざまな伝説があり、現在でも島を訪れる人たちは必ず足を止めるところです。
1992年にECO92協議会がブラジルで開かれ、そのときIlha do Melは生物圏を確保することに指定され、パラナ州自然保護のInstituto Ambiental(IAP)が管理することになりました。
現在ブラジルの遺産と認定をされ、Ilha do Melを訪れる観光客が増えています。
島を保護するため、観光客にはいろいろ規制が定められています。5000人までの受け入れとなっています。
キャンプ場も指定され、島へ入る前には登録する必要があります。
島を危険から避けるように毎日管理人や警備員が監督しています。
パラナ州の政府がPrograma Baia Limpa(プログラマ バイア リンパ)綺麗な湾のプログラムを開始しました。
このプログラムに登録された家族がゴミを集めると、引き換えにお金か食料にしてもらうことになっています。
このようなプログラムで島の住民と協力し環境保護の意識を高めています。
Ilha do Melは小さな島ですが、姉の家族みたいに毎年夏はここで過ごす人も増えてきているようです。
姪たちもIlha do Melを楽しんでいます。
今回の写真も、彼女たちが散歩しているときに撮ってくれたものです。
Rê&Hanni写真と説明ありがとうございます。

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