写真の撮影に対して思っていたことを漏らさず言い表してくれた記事
Author : Mango | 2009.01.30
僕は昔から写真の撮影に変な葛藤がありました。
写真やカメラはむしろ好きな方なんですけど、写真を撮る段になるとその行為がどうにもどかしいと言うか、鬱陶しいと言うか、どことなく重苦しさを伴うんですね。
特に旅行先での写真撮影が嫌いで、あちこち旅して歩いていた時はカメラを持ってさえいませんでした。
それはそれは身軽な旅だったのです。
でも外国だと
「日本人なのになんでカメラを持っていないんだ?」
と度々言われて、ちょっといやな気分になったことも。
この人次に
「日本人なのに何でチョンマゲじゃないんだとか言いそうだな」
って。
写真を巡る葛藤
少し話がそれました。と言うわけで、旅先で写真を撮らなかった為、ブラジルにいた時の写真も殆どありません。
日本に帰ってきてからも、「勿体無い」「せっかく記念になるものを」と散々な言われ様。
なんで?と聞かれる度に言葉を尽くして説明したつもりなんですけど、なかなか上手に伝えられなかったようです。
簡単に言ってしまうと、逆に「勿体無い」気がしたんですけどね。
自分が見たいもの、経験したい事をするためにその場まで出かけて行って、それなのに写真撮るのに必死になってしまう自分が容易に想像できました。
自分の中に完璧主義的なところがあるので、一旦写真を撮り始めたら余裕がなくなって、必死でシャッター押し続けることになりそうだし。
そうしたらそれはもう自分の経験から手を離れて、後で写真を見ている人たちと同じ立ち位置でしか味わえなくなるんじゃないかなと。
多分、そういうことなんだろうと自分では納得してました。
そして見つけた記事がこれ
ところが先日、たまたま目にした記事が僕の思いを見事に表現してくれていて、もうなんと言うんでしょう、詰まりに詰まったものがピンクの小粒で綺麗さっぱり出て行ったような爽快感に浸れたのでした。これでいいの? オバマ大統領の就任パーティーに出現したデジカメの海
これは、最近よく感じることなのですが、人々は何かを実際に目撃しているという事よりも、その瞬間を写真に残すことに興味があるようです。
この気持ちは凄く理解できるんですよね。テキストでも写真でも自分の行動の記録は後々色んな役に立ちますからね。
その瞬間に自分も立ち会ったっていうことを証明したり、自分しか撮れなかったベストショットを撮りたいとか、それぞれの想いがあるんだろうけど...。
でも、一度写真を撮りだすとこう言うこだわりが頭をもたげてきちゃうんです。
記念に写真を何枚か撮るのはいいけど、素晴らしい瞬間に立ち会う時にはカメラに気持ちをもってかれちゃうのは、もったいない!
そしてやっぱりこの一言に尽きます。「もったいない!」
とは言うものの・・・
デジカメが普及してからこういった傾向に拍車がかかったのかもしれませんね。実際僕も、今こうしてブログを書いているので、「ブログ用の写真撮らなくちゃ」って思うことが多々あります。
撮っておいて良かったと思うこともあれば、もっと目に焼き付けておくんだった、と悔しい思いをすることもあります。
結局のところ感性の問題なので、キレイな落とし所などないのかもしれません。
これからも写真を巡る葛藤が続く訳ですね。 ̄\(-_-)/ ̄

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