ブラジルが原子力潜水艦建造へ向けて始動
Author : Mango | 2008.12.25
12月23日、ブラジルのルラ大統領とブラジルを訪問中のフランス、サルコジ大統領との間で原子力潜水艦建造支援を中心とする協力協定が交わされたそうです。
少し前にブラジルはロシアとも戦略的同盟協定を結んでいて、このときも戦闘ヘリを購入しています。
最近やたらと軍事関連の話題が取り沙汰されているブラジル、何が起こっているんでしょうか。
ブラジル外務省によると、(1)フランスはディーゼル型潜水艦4隻の建造技術を移転(2)原子力関連を除く技術も移転しブラジルが独自に原潜を建造(3)戦術輸送ヘリコプター50機を購入-などが中心で、総額は推定86億ユーロ(約1兆800億円)。
単なる購入にとどまらず、新型兵器の技術支援、建造支援も協定の柱に盛り込まれています。
CHUNICHI WEB より両大統領は、軍事や政治、科学技術の戦略的同盟協定にも調印する。フランスは、ブラジルの兵員輸送用大型ヘリコプター51機の製造も支援。AFP通信によると、契約総額は30億ドル(約2700億円)を超える。
繰り返しになりますが、最近ブラジルの軍事関連の話題が色々と聞こえてくるようになりました。
これは昨年相次いで発見された、大規模な油田と掘削施設の防衛が最重要と国防政策を転換した為なのだそうです。
しかし事はそれだけに収まらないと言う見方もあります。
もともとブラジルは世界第6位の兵器輸出国ですが、一連の戦略的同盟協定には、このブラジルの主要な収入源である兵器ビジネスを拡大させる狙いもあるとか。
これを受けて中南米諸国における兵器の売買が増加傾向にあるとも言われています。
人様の台所事情をとやかく言うつもりは無いのですが、安易に兵器をばら撒いたりせずに、手に入れた資源や技術をもう少し建設的で未来に繋がる様な案件に振り向けて努力してはどうかと思うんですけど。
そういえば、近年経済発展著しいBRICsの大半は兵器輸出大国のようで、まだまだ世界は平和とは程遠いなぁと感じます。
それにしてもここ1~2年、ブラジルは本当に大きな変化を迎えつつあるようですね。
ブラジルに住んでいる友人、知人達はその変化をどのように受け止めて生活しているのか、聞いてみたいことが色々あります。
世の中が変わるのはどうすることも出来ないけども、tomatoの心の原風景が失われずにいるブラジルであってほしい、そんなことをこの年の瀬にふと考えました。

Category :
Tags : 











コメントする / Enviar Comentário
PageTop