ブラジルで鉱山権益獲得へ-日韓鉄鋼大手
Author : Mango | 2008.10.17
日本企業などが連合を組みブラジルで鉄鋼石鉱山の権益を確保するというニュースです。
新日本製鉄など日本の大手鉄鋼会社5社と大手商社伊藤忠商事、韓国鉄鋼最大手ポスコがブラジルの鉄鉱石鉱山の権益を共同で獲得することで基本合意したことが17日、分かった。
企業連合は新日本製鉄、JFEスチール、住友金属工業、神戸製鋼所、日新製鋼。ここに伊藤忠商事が加わり、さらに韓国の鉄鋼大手ポスコも資本参加するとのこと。
鉱山はブラジルCSNの鉱山子会社ナミザ社が保有する鉱山で、企業連合はこのナミザ社の株を40%前後買収する見通し。買収額はおよそ3000億~4000億だそうです。
ちなみに鉱山があるのはリオデジャネイロからちょっと北へ向かったあたり。
原料高騰を受けて日本企業も安閑としているわけにはいかなくなってるんですね。
YOMIURI ONLINE日本は鉄鉱石を海外に依存しており、輸入量(約1億3000万トン)の8割を豪州、ブラジルが占める。ただ、調達先のBHPビリトン、リオ・ティントなどの資源大手は、中国をはじめ世界的に鉄鉱石需要が急増していることから、価格交渉で強気に出ている。
今後も価格高騰が続きそうな気配があるので、ここらで原料の自供率を上げておこうということですか。
日本各社は今年の価格交渉でなんと2倍の値上げを呑まされたという話ですから、これは黙って見てるわけには行かないでしょう。今回確保した分だと、必要な鉄鋼量の約1割がまかなえるということですが、量そのものもさることながら、交渉相手の強気を突き崩すことも狙いなんでしょうね。
再びNEWS47よりCSNからナミザ株の4割程度を取得し、鉄鉱石の権益のほか、山から運び出すための鉄道・港湾などの関連施設の使用権を確保する。
って、関連施設の整備を日本に担当させてくれるわけじゃないんだ。そうだったらおいしいでしょうに。
ということは当分、ブラジルのインフラに頼ることになるんですよね。実際に動き始めたら日本の企業イラつくだろうなぁ。
なんにせよ、何時までも資源メジャーにカモられているわけにはいきませんよ。がんばれ日本。
ちょっとブラジルも手を貸してくださいよ。

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