May
11
2007

ブラジルに到着後、ローマ法王いきなり中絶批判

Author : Mango | 2007.05.11

ブラジルに到着したローマ法王ですが、かねてからの懸案事項であった「妊娠中絶問題」がいきなり火を噴いたようです。

ローマ法王、いきなり中絶批判 ブラジルに到着(asahi.comより)
ローマ法王ベネディクト16世が9日、世界最大のカトリック信者を抱えるブラジルを訪れた。伝統的にカトリックが支配的だった中南米。しかし、保守的なバチカンの方針と人々の暮らしや価値観の隔たりは大きく、信者の割合が急速に減っている。この傾向に歯止めをかけるための訪問だが、法王は到着直後、ブラジルのルラ大統領が合法化の検討を示唆した中絶をさっそく否定した。
早速、真っ向から対立しちゃってるみたいですね。

現在ブラジルでは中絶は法律で禁じられていますが、国内で抱える様々な問題から合法化が検討される段階に達しています。

また、非合法の手術は存在しており、これによる手術が元で女性が死亡する例も後を絶たないそうです。

それに対してブラジル司教会議のジェラルド議長は大規模な反対キャンペーンの展開等を持ち出し政府を牽制。

さらにこうしたカトリック組織の動きに対して、ブラジル政府は公衆衛生問題であるという立場をとっており、バチカンがブラジル政府の社会政策に影響を与えようとしていると非難の声も上がっています。

政治と宗教がぶつかちゃッた。

ここでも国教というものの不思議さを感じずにいられない。

また同記事では以下のようにも伝えています。
開放的な国民性のブラジル。信者の考えや暮らしぶりも、特に若い世代では保守的な教会の方針とかけ離れている。
信徒の数だけではなく、考え方や生活習慣においても教会離れは始まっているようです。

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