Jan
20
2007

ブラジル検察が代理処罰決定

Author : Mango | 2007.01.20

日本で事件を起こした後、ブラジルへ帰国したブラジル人への代理者罰が決定しました。

今回は8年前に浜松市で起こった女子高生ひき逃げ事件に対してです。

幾つかの記事を読んで、以下の通りまとめてみました。

代理者罰が決定した。

1999年、浜松市で女子高校生ひき逃げ事件を起こした後、ブラジルに逃げたヒガキ・ミルトン・ノボルに対し日本とブラジルの間には犯罪人引渡し条約が無いため、日本政府がブラジルの政府に国外犯として処罰するように要請していた。

長年たった今ようやく代理者罰として本国ブラジルで正式にヒガキ・ミルトン・ノボル被告へ下った。

2月6日に第一回の接見が行われる予定。もし有罪となった場合、被告は6年間刑務所に入ることになる。

ただし、裁判所で被告者の罪が軽いと決定されたら、自発的な仕事を宣告されることも可能である。

麻生外務大臣は、これを第一歩として今までに起きた他の事件も、代理者罰の対象として取り上げられるように期待している。
日本に住んでいるブラジル人はこのような進歩があったことに喜んでいます。本当は、日本で刑を受けるのが正しいとほとんどのブラジル人のコメントです。
このような事件がおきて、日本で仕事や勉強しているブラジル人が犯罪者と見られたら困ると言う意見が多数挙がっています。
そして、何よりブラジル人として恥ずかしいことです。

ブラジルでは自国民の犯罪者を多国に引き渡すのを禁止しています。

特にカトリック国であるブラジルは、死刑制度のある日本に犯人を引き渡すことは出来ないと言われています。

代理者罰も難しいだろうという声もありました。

それでもようやく、一歩前進! という感じ。

この件に関して色々と尽力された方々、そしてブラジルと根気強く交渉してくれた日本政府に感謝しています。

但し、ブラジルでは刑事罰そのものが軽すぎるという意見がブラジル国内にもあります。

日本と比べたら、法律が存在しないのではないかと思ってしまうほどです。

刑務所の経費を国が負担しきれない為、奉仕活動を課してそれで終わらせてしまう事も多いのです。

今回は国際問題になってしまっているので、あまりいい加減なことは出来ないと思いますが・・・。

また、代理者罰では慰謝料等はどのように扱われるのでしょうか。

「逃げるところなど無いのだ」という状況は犯罪や責任逃れを抑える効果が期待できると思います。

本当だったら「逃げるところなど無いのだ」と締め上げられること自体恥ずかしい事なんですけどね。

理性や善意に基づく行動が二の次みたいで、本当に恥ずかしいですよね。

とにかく、長い時間が掛かりましたが、代理者罰が実行されるということで本当にホッとしています。

ようやく始まったばかりで、解決すべき事は山ほどあると思いますが、今後どのように進展するか注目しています。



参考URL

Brasileiro que fugiu após acidente será julgado

Ministro japonês comemora prisão de brasileiro

ひき逃げの日系人起訴 過失致死でブラジル検察

浜松のひき逃げでブラジル検察が起訴、初の代理処罰へ

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コメント / Comentário[8]

はじめまして!ルーマニア在住のJOHNEYといいます。この一件は日本の民放で取り上げていましたので知っておりました。何と理不尽な!政府は何をしてる!と怒りを覚えました。今回このような解決方法が出来て同じ日本人として嬉しく思います。これを期に米兵の国内事件(引渡条約)もどうにかして欲しいものです。

同感です。代理者罰はどれだけの効果が得られるかは

まったく先が見えないでしょうけど、とにかく頑張って欲しい。色んな批判も有るでしょうけど、やっぱり犯罪は犯罪者が償わなくちゃね。

って。。たまには真面目なコメントを書いてみるw

JOHNEY さん

はじめまして。コメントありがとうございます。

ルーマニアからコメントはとても貴重です。

本当に長い時間がかかりましたが、やっと代理処罰が

実行されるのは嬉しいです。

ブラジル人の私もこのような事件が起こると恥ずかしく思います。そして腹が立ちます。

そして、次の代理処罰が決まりそうです。同じく静岡県で起きたレストランの殺人事件。

どのような罰になるか・・・

とにかく一歩前進ですね。

cattleya さん

長年たったが、代理処罰がスタートしました。

で、次の事件も代理処罰が決まりそうです。

ああああああ・・・ブラジル人犯罪者がこんなに

いるとはorz 恥ずかしい

これから日本が外国人に対して厳しくなりそう。

いや、今まで優しすぎたと思います。

ご無沙汰してました。

ブラジルのラジオでもこの件を取り上げていましたよ。

ただ、ブラジル人は日本で偏見や差別されているというコメントがあって、この事は日本に暮らすブラジル人、受け入れる日本人の双方で考えていかなければならないと思いました。

カエルさん

返事が遅くなりました。すみません。

ブラジルのラジオで流したニュースは疑問ですね。

日本はどれだけ外国人に親切なのか知らない人たちですから

そんなこと言ってしまうのではないでしょうか・・・

確かにお互いの国が考えなければいけない問題だと思います。ブラジル人がもっと日本のことを理解するべきだと個人的に考えています。

はじめまして、岐阜県在住のチカと申します。

自動車保険の代理店で働いています。

日系ブラジル人のお客様が多く、現在ポルトガル語勉強中です。

このニュースも人事ではありません…。

このような事件がもとで、外国人に対して悪いイメージばかりが先行してしまうのはとても悲しいことです。

法律も自動車保険も、ブラジルと日本ではかなり異なるようですね??

両国の違いをもっと勉強しなくてはと思いました。

はじめまして、チカさん。

コメントありがとうございます。

>日系ブラジル人のお客様が多く、現在ポルトガル語勉強中

お客様の使う言語を進んで勉強しようという前向きな姿勢に頭が下がります。

この相手に歩み寄ろうとする姿勢こそ在日ブラジル人にも学んで欲しいと思うのです。

偶然ですが、最近ブラジル人の友人から2件続けて自動車保険の手続きの手伝いを頼まれました。

提出書類の住所や銀行口座など当然のようにアルファベット(ローマ字)で書こうとします。

これを注意すると「漢字なんて無理」だと主張し、憚るところがありません。

些細なことですが、こうした滞在国の文化を軽視する姿勢が彼らへの悪感情を呼び起こしてしまう一因になっていると感じます。

ブラジルの法律や保険のシステムは詳しくないのですが、日本ほど個人を保護する仕組みではないようです。

個人の才覚で「生き延びる」という印象を受けました。

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