ドルフィン・グライド
Author : Mango | 2006.10.06
今日はドルフィン・グライドという映画をご紹介します。
映画といっても収録時間は僅か30分弱、特にストーリーもなく延々水中の景色を映し出しているので、ビデオクリップ或いは環境映像といった方が正しいかもしれません。
ドルフィンと銘打っているので、イルカの生態を写したドキュメンタリー風の作品を想像していました。
たまにテレビでやってますよね。愛嬌イッパイのイルカ達。
イルカ狂いのtomatoはもちろん、そう思っていました。
しかし実際はイルカの泳ぐ姿は映し出されるものの、その時間は極僅かで少々、肩透かしをくった気がします。
では、期待外れだったのかといえば、決してそのようなことはなく、水面直下と時には水面ギリギリを、高速で移動しながらカメラに収め続けるコンセプトは秀逸だと思います。
イルカ達が軽やかに泳いでゆく姿も、颯爽としていて骨太な感じです。
この辺りは、水族館で人に慣れきった可愛らしいイルカ達とは少し違いますね。
特に水面直下から斜め上を仰ぎ見るような視点で映し出される景色が気に入ってしまいました。波と気泡と陽光が織り成す景色は幻想的で、イルカの躍動感も感じさせる見事な映像でした。
途中から
「あ、これはイルカの視点を表現しようとしているんだなぁ」
と気付いてからは(遅いっ!)、爽快感もより一層味わえました。
なるほど。
確かにドルフィン"グライド"という表現は的を得ていますね。
タイトルに偽りなしの一本です。
気持ちよかったです。

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