Jun
05
2006

駒澤大学に行ってきました

Author : tomato | 2006.06.05

5年前、日本語講座へ通っていたときお世話になっていた先生から

連絡がありました。

先生の知人が、駒澤大学で日本語教師になりたい大学生等を対象に、

外国人への日本語の教授方法を教えているとのこと。

その方の依頼で、

「外国人がどう日本語を学んだのかに興味があるので、

 受講者に話をしていただけませんか」

と誘いがありました。

♪♪♪♪♪♪♪

ロクに考えずに「はーい!」とすぐ返事をししまった。(^o^)//

で、今日がその日。

朝から大失敗しましたよ。

なんと1時間近く寝坊。。。。。。。。。。。。。。

余裕をもって待ち合わせ時間を決めておいたので、問題ありませんでしたが、スゴイ恥ずかしかった。

大学で話するのは皆、日本語講座の同級生、外国人3人。参韓国、ギリシアとブラジル。普段から仲が良くて、パーティー開いたりお食事に行ったりするお友達なので安心!

時間は90分で、日本語を習得したメソッドや日本での生活をそれぞれ話をしました。私の場合、日系人という立場があるので、他の人たちとは少し違う内容の話になってしまいました。

私は、日系二世ですからブラジルでは家庭内で日本語を話していました。生まれて5歳くらいまでは日本語がメインでした。小学校へ行き始めてポルトガル語を覚えました。

日本人でもないブラジル人でもない、少し複雑です。

それは、多分ほとんどの日系人がおかれる立場だと考えています。

大部分の日本人家庭では家庭内で日本語を話すように躾けられていました。でもその日本語が中途半端、親との会話だけでは文法や単語力が上達しない。

その反面、学校ではポルトガル語(国語)が他のブラジル人より下手。学校の先生からよく言われたのが日系人は数学に優れているが、国語(ポルトガル語)はそれほどではない。今考えると当然のことだと思います。

ブラジルでは一般的に、日系人だから日本語が出来て当たり前だと思われています。そして他のブラジル人から日系人は日本人だと思われ(ブラジル人だと思っていない)、当然日本の文化も理解していると考えられていたのです。



また日系人社会では日本人コミュニティの外にいるブラジル人を

「ガイジン」

と呼びます。

これはかなりヘンな話ですし、根の深い問題だと思っています。


(Mangoは「ブラジルでは、あなたたちがガイジンでしょ!」っていってました)



オランダ人、ドイツ人、ポーランド人なども日本人と同様、自国文化を守ったコミュニティがありますが、言語的に日本語⇔ポルトガル語の方が壁が大きいような気がします。

そして、適当な日本語を覚えた私は、日本へ来て正しい日本語へ改めるのに、労力と時間をかけています。

「ぜんぜん日本語を知らない外国人が日本語を覚えるより難しい」

と言ったときは、受講者の皆さんはビックリしていました。

日系人の立場が複雑だとほとんどの人は考えていないようです。

おかれた立場でいかに良いものを習得するかが私の課題となり、

日本へ着て初めて自分のアイデンティティを考えるようになりました。

日系人だからといって、全てが有利だとは言えません(^^;)

こういった内容の話でした。

自分を見直すきっかけをくれた先生方に感謝しています。

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