アレキサンダー見ました。
Author : Mango | 2006.05.19
「アレキサンダー」を見てみました。
劇場公開されてから結構経ってますが、あの時はそれなりに話題になっていたようですね。
何しろキャストが豪華。
歴史大好きの私は随分期待して見たんです。
制作費200億円、3時間近い長編大作。そそる。
しかし・・・・・・。
見る前からある程度の批判は聞いていたのですが、これ程とは・・・。
だって、アレキサンダー大王がブロンドの白人なんだもん。(八、)〜〜〜
そんな事ってあるのでしょうか?
2300年も前の、地中海世界に住むギリシャ人なのに・・。
(金髪の座頭市はOK!)
内容的にも今ひとつ。
アレキサンダー大王って、伝説的な武人というイメージがありました。
若くして全ギリシアを掌握し、ペルシア帝国を含む小アジア、エジプト等、
大小様々な国を短期間で制圧。で、当時の交通事情では殆んど別世界とも
言えるインド北部にまで侵入。
だから、この映画にはストレートに英雄の生涯を期待していました。
もちろん巧みな用兵とか、神がかり的な強さとか、英雄の器の大きさとか。
でも、、、、
なんかやたらと悩んでました・・・アレキサンダー君。
若者特有の多感さを発揮しまくりです。(_ _ ??)/
英雄を等身大に描くことで観客の共感が得られるとでも思ったのでしょうか。
そうは思えませんね。
その当時、驚異的な強さを見せたマケドニア軍の行動や、
敵対する国の時代背景をもう少し丁寧に描写して欲しかったと思います。
この辺りが中途半端な割りに、周りにいるキャラの人間関係や内面の
葛藤がこれでもかって言うくらい。
爽快さや迫力に欠けるんですよ。最後までイライラし通しでした。
あ、それからアレキサンダーの母親(オリンピアスだっけ)は
アンジェリーナ・ジョリーですが、この人の怪しげなシーンも多すぎ。
彼女のファンは必見・・・(;-_-)
ちなみにフィリッポスを演じるヴァル・キルマー、酔っ払い方が
「THE DOORS」のジム・モリソン役とダブってました。
「アレキサンダーは人種の融和を進めようとした」という
エピソードが劇中にも取り入れられています。
(というより、がむしゃらに取り組んでいるように見えました)
アレキサンダーの時代を先取りした政策として有名ですが、
この事を映画のメッセージとして利用するには、アレキサンダー
自身の描写が不安定すぎたと思います。
とにかく、他国の英雄を題材として扱う時はもう少し気をつけた方が
良いと思うんですよ。
あまり歴史的事実をおざなりにしすぎるのは如何なものかと・・・。
tomatoが日頃お付き合いさせて頂いている、ギリシャ人の友人は相当に
ご立腹だったそうです。
「フォーン・ブース」見た後ではなおさらです。( ̄ .  ̄)ノ"

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